より精度をあげる必要性

以前に数か月、そこそこの利益を連続してあげることができた時期があった。その時は自分は専業としてもやっていけるぜと自惚れていたが、そんな甘い世界ではないと今年前半嫌というほど味わわされている。

以前に好調だった時は、その日の値上がり率ランキングを見て上がってるものを買えば、すぐに利益が出て翌日もさらに上がっていくことが多々あった。分足などお構いなし、どこで買っても大体上がっていた。今振り返るとずいぶん雑な売買をしていたものだ。それで利益が出てきたのだから恐ろしい。そして、そんな杜撰な売買でも結果が出れば天狗になってしまう。恐ろしいことだ。生き残っているのは、損切りに迷いがないのと資金管理ができているからに他ならない。

最近は基本的には前日にリストアップした銘柄しか仕掛けない。売り買い共に候補となるものを集めておく。自分の仕掛けタイミングにかかりそうなものだ。その銘柄のうち当日セットアップが整ったもののみ仕掛けるという具合だ。

以前は急騰や急落後に飛びついていた。そうすると10%も動いたところにエントリーすることもよくあった。これでは(自分の損切り設定では)翌日少しでも押したら即損切りとなってしまう。当たり前のことだが、大きく動くそのできるだけ初動で仕掛けたい。もちろんこれは、現に急騰している多くの銘柄を無視するということを意味する。チャンスを逃しているとも言える。それでも、より有利な位置でポジションを取ることを優先すべきだと判断した。自分が監視できる銘柄は限られている。そもそもデイトレならともかくスイングでのチャンスというのはそんなに多いものではない。急騰急落を初動で捉えられればその後、低リスクでトレードすることが可能となる。低リスクのトレードを繰りかえす中で、いずれ大きく伸びるものを掴めるだろう。それこそ自分が目指すトレードに近いものに違いない。

諦めずにがんばろう。